NLD法律顧問がヤンゴン国際空港で銃撃される

 ミャンマー与党、国民民主連盟(NLD)の法律顧問で弁護士のコー・ニー氏が1月29日夕刻、ヤンゴン国際空港のタクシー乗り場で銃撃された。事件は、情報大臣が率いる視察団に加わりインドネシアの首都ジャカルタを訪問後、ヤンゴンに戻ったところで発生した。背後から銃撃され、コー・ニー氏と近くにいたタクシー運転手が死亡した。
 コー・ニー氏は、アウン・サン・スー・チー氏やスー・チー氏が率いるNLDに対し、長年にわたり法律的な助言をしてきたほか、同党の中では数少ないイスラム教徒の幹部として知られてた。
 発砲した50代の男はその場で拘束されたが、犯行動機などは明らかになっていない。