IMF、ミャンマーの経済成長率を下方修正

IMF(国際通貨基金)は10月28日、2016年度のミャンマーの経済成長率を6.5%に下方修正した。3月の発表時には8%と予測していたが、国内の経済が停滞したことから下方修正した。インフレ率は9%になると予測している。
IMFは「NLD政権に移行後の6か月で経済は停滞したが、外国投資と経済援助により一定の成長が見られた」としたうえで、インフレの抑制、銀行業の堅実化、為替市場の自由化、ミャンマーの国際社会における地位上昇に取り組むよう助言した。
なお、世界銀行は経済成長率を7.8%と予測している。
[7Day Daily] 2016/10/30