ミャンマー全国で536メガワットの電力不足

電力・エネルギー省の統計によると、ミャンマー全国で536メガワット(MW)の電力不足が発生していることが明らかになった。この統計によると、ミャンマー全国に建設された発電所の発電能力はスペック上では5,200MWあるものの、実際にはダムの水量不足などにより、その半分の2,700MWしか発電できていない。(内訳は水力発電:1,900MW、天然ガス発電:800MW)これに対して現在の電力需要は3,236MWに達している。
同省は2020年に全国の電力需要が5,660MWに達すると予測しているが、その時点での発電能力は3,700MWしかなく、さらに深刻な電力不足が予想されている。
ミャンマー国内の電力需要の伸びは以下のとおり。 2010年:1,370MW、2011年:1,588MW、2012年:1,850MW、2013年:2,128MW、2014年:2,447MW、2015年:2,814MW、2016年:3,236MW
[The Daily Eleven]2016/6/16