世界銀行、ミャンマーの2016年経済成長率を7.8%と予測

世界銀行は、ミャンマーの2016年経済成長率は7.8%になるとの予測を発表した。前年の6.5%に対し、1.3%高くなる見通し。
世界銀行による東南アジア各国の2016年経済成長率は、ラオスが7%、カンボジアが6.9%、ベトナムが6.6%、フィリピンが6.4%、インドネシアが5.3%、マレーシアが4.5%、タイが2%となる見通しで、ミャンマーがアジアで最も経済成長率の高い国となると予測している。
昨年のミャンマーでは、大洪水による損害と、投資家がミャンマー総選挙の行方を見守っていたことなどから、経済成長率が6.5%に留まったとみている。中国の経済成長率は前年の6.9%に対し2016年は6.7%に下がる見通しで、世界銀行の報告書は、中国と貿易上関係の深いミャンマーを始めとする東南アジア各国は留意しなければならないと記載している。
[7Day Daily]