「北斗星」の機関車、北の大地から海を渡りミャンマーへ

来春の北海道新幹線開業を控え、今年8月に引退したJRの寝台特急「北斗星」をけん引していたディーゼル機関車「DD51形」3両が、ミャンマーで第二の人生を歩むことが明らかになった。東京の貿易商社ウエスト・コーポレーションがJR北海道から機関車と貨車を購入、来年3~4月にヤンゴンに向けて海上輸送される予定。
同型の機関車は、これまでにもミャンマーに輸出されており、ミャンマー国鉄のインセン機関車工場でトンネルの低さに対応させるため運転室の屋根を低くするなどの改造を受け、砂利運搬などの貨車をけん引する。