日・ミャンマー合弁で介護事業

さくらコミュニティサービスなど日本の介護関連業者3社とミャンマーのポールスター・トラベルズ&ツアーズは、合弁企業を立ち上げて介護関連事業に乗り出す。11日、合弁の新会社「ポールスター介護サービス」の開業式典を開いた。日本の介護分野で技能実習制度の解禁をにらんだ動き。日本で研修を受けた人材を生かして、2021年以降に訪問介護ビジネスをミャンマーで始める。
ほかに合弁に出資するのは、笑顔いちばん、サードステージ。ミャンマーで日本語などの教育を行い、日本へ派遣。出資する3社が、研修生を受け入れる。受け入れは日本の給与水準と同じ月額基本給14万円とするという。
同日の式典で同社のポールスター介護サービスのアウン・リン・ティン社長は、「経済発展で収入が増えると、共働き夫婦は両親の面倒をみられなくなる。信頼できる介護が必要だ」と話した。