ミャンマー総選挙に関するメディアの報道内容に偏り

選挙期間中のメディアを調査をした結果、国営新聞よりも民間新聞の方がNLDの肯定記事が多く、各社の報道内容に偏りが見られることが分かった。
Myanmar Institute for Democracy(MID)が9月8日~28日にテレビ、ラジオ、新聞、インターネットニュースなどにおける各政党、政治、大統領、軍に関するニュースを調査し、発表したもの。
ニューライトオブミャンマーなどの国営新聞は、96パーセントが政府与党に好意的な報道をした一方、イレブンニュース、セブンデイ、ボイスなどの民間紙は、NLDに対する肯定的な記事が56パーセントみられた。
インターネットメディアのエーヤワディー、イレブンニュースはNLDのみを報道し、そのほとんどが好意的な内容だった。国営テレビ局(MRTV)は現政権寄りの報道が多かったが、民間放送局(DVB)は2大政党について中立的な立場で報道、BBCミャンマー語ラジオ部門も公正な報道だったとしている。
[Myanmar Times]