輸出費用増加でミャンマー事業主ら苦境

農作物や工業生産品を海外へ輸送する費用が増加し、事業主が苦境に立たされている。ミャンマー米(コメ)協会ソー・トゥン氏は「米の輸出が新記録を出したのにも関わらず、輸送費増加のために農家や商人に利益が還元できていない」と述べた。
ヤンゴン管区からトレーラーで港への輸送費用は約15万~20万ks(約1.6万~2.2万円)かかり、コンテナ1本を船に乗せるのに8万ks(約8,800円)、さらに港使用料で約5万~8万ks(約5,500~8,800円)かかる。ヤンゴン管区内の道路や橋の通行料を取る許可を政府が競売にかけ、落札した企業が通行料を徴収する場合もある。
2011年より貿易の障害となる経費削減のため、一部の品目を除きライセンスを免除し費用が削減された。しかし、通行料などについては削減できていない。
[7Day Daily]