日系企業のミャンマー投資、サービス業・建設業に集中

日系企業によるミャンマーへの投資は、サービス業と建設業に集中していることがヤンゴン日本人商工会議所よりわかった。
銀行業や運輸業への投資に関心を示す企業もあるが、実際に投資が行われるケースは他業種に比較して少ない状況が続いている。
貿易業や製造業へは適度に投資が入ってきており、製造業の中では特に縫製業への投資が多い。
JETROヤンゴン事務所の高原正樹所長は、「日系企業はミャンマーでCMP(化学機械研磨)やIT系ソフトウェア、不動産業により強い関心を持っている。ただ、投資への関心はあっても通信や運輸インフラが整っておらず、深海港もないため、投資をためらう企業もある」と語った。

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