ミャンマー・ティラワの発電所建設、モン州への計画変更

トーヨー・タイ株式会社は、ティラワ経済特区近くに建設予定の石炭火力発電所(1,000MW規模)建設のための用地確保が困難になっているため、大統領府に対しモン州イェー市への計画変更を申し入れた。
タイ・日本の合弁である同社への発電所建設へは政府の許認可が既におりているが、電力省の幹部は「州政府の許認可がおり用地確保ができれば建設開始は可能である。どこに建設するかは現段階では未定である。」との談話を発表している。
ミャンマーでは石炭火力発電に対し多くの環境保護団体が反対する中、政府が6月に石炭火力発電比率を3%から30%に引き上げると発表した。政府のエネルギー政策では石炭火力発電・天然ガス火力発電・太陽光発電・風力発電をミックスさせるとしている。