ミャンマーの縫製業、欧州からの受注増に伴い人材育成も急務

EUでは「最恵国待遇」でミャンマーからの衣料品輸入については13%の関税が免除されているが、これによりヨーロッパ各国からの衣料品受注が増加している。
2004年のアメリカによる経済制裁の影響を受け沈んできた縫製業界だが、2010年以降は日本や韓国からの受注も増加、欧州の参入でさらに盛り返す兆しがある。
縫製業界では現在12万人が就労しているが、専門技術を持つ労働者不足も懸念され人材育成が急務となっているが、全国36ヵ所の職業訓練校ではおよそ5万人が現在ミシン技術などの習得に励んでいる。