ヤンゴン、マンダレーの上下水道整備に日本が支援

日本政府は、アジア開発銀行、ミャンマー開発委員会と連携し、マンダレーとヤンゴンでトイレ2000戸の設置、17kmに及ぶ水路建設、4地区の排水設備、排水・衛生に関する保健教育などに400万米ドルの支援を行う。
人口が増加する両市では、生活用水の不足や脆弱な排水設備による雨季の道路冠水が問題で、汚水が住宅地にまで氾濫するなどすると衛生状態も悪くなる。
アジア開発銀行が2013年ヤンゴン市ドーポンで試験的に実施したプロジェクトが成功し、今回の大々的なプロジェクトに至った。
ヤンゴンには45地区あるが、どの地区でも雨季には水が氾濫し、マヤンゴン、ライン、南オッカラパ、北オッカラパは特に深刻である。