JICA、メイッティーラ市の浄水設備に9億ドル以上の融資

JICA(国際協力機構)は、2013年度からの16カ月プロジェクトとして、メイッティーラ市の浄水設備に対し9億2,303万USドルの融資を決定した。
同市のため池は、周辺の村への生活用水、農業用水として主に利用されているが、PH値が9.1と高い上に、苔が多く繁殖し、カルシウムやマグネシウム、大腸菌も発生している。
現在、同市内の10地区に対し、6カ所の浄水場から12時間あたり140万ガロン(約5,300キロリットル)を送水しているが、水質浄化は追いついていない。このプロジェクトで3基を新設すれば、緩速ろ過方法でPH値は7.2に低下、バクテリアも95%除去できるという。