11月からミャンマー電気料金値上げも凍結の可能性

ミャンマー電力省は、赤字額解消のため、11月から電気料金を電力消費量によって請求額を変更した。
100ユニット(電力単位)以内は1ユニットあたり35ks(約3円50銭)は変わらないが、101ユニット以降は1ユニットあたり50ks(約5円)となり、工場やオフィスでは割増しになるという。
しかし、引き上げが直前に発表されたことから、ヤンゴンなどでは反対するデモ活動が活発化した。
ミャンマー議会のトゥラ・シュエ・マン議長は、「国民には値上げ分を負担することは厳しい」として、値上げの見直しをミャンマー電力省などの関連機関に指示し、議会が妥当性を審査するまで値上げは凍結されるもようだ。