マツダ、ミャンマー市場に再進出へ

マツダは、1980年代以来となるミャンマー市場への参入の方針を明らかにした。
発売時期は検討中であるものの、2013年度後半から14年度前半の間とみられる。
ミャンマーには生産拠点を設けず、隣国のタイでつくる自動車を輸入販売する方向で調整している。
6月に就任した小飼社長は「ASEAN(東南アジア諸国連合)のすべての国で販売していきたい」と強調する。
同社の2013年3月期のASEANでの販売台数は10万1000台(前期比54%増)で急成長しており、年内にはカンボジアで現地ディーラーを設立、ミャンマーについては「決まり次第発表する」と近く新車販売に乗り出す方針を示唆した。
これにより、マツダはASEAN加盟10カ国での販売網が完成することになる。