ネピドーにNEC支店を開設、インフラ構築へ

日本電気株式会社(NEC)は「ネピドーに2カ所の新しい支店を開設した」と発表した。
「国際通信ネットワークや海底ケーブルの整備、工業団地のICTインフラやセキュリティシステム、気象監視システム、電子政府システムの構築などが目的」と同社役員は語る。
同社はミャンマーにおける電子業で35年の実績があり、電話交換機や無線装置、衛星地上局、放送システムなどの通信インフラ整備に貢献してきた。ヤンゴンに今年2月、最初のオフィスを開設している。
今年5月には同社と住友商事、NTTコミュニケーションズが共同し、通信ネットワーク改良の緊急計画を実施するため、ミャンマー通信情報技術省と契約した。同計画では、高速ネットワーク技術でヤンゴン・マンダレー・ネピドーを結ぶ通信ネットワークを整備。今年12月に行われるSEA Games(東南アジア競技大会)に向け、LTE を使ったインターネット 通信などのインフラ構築を2013年11月末までに終える予定としている。