2015年のミャンマー高齢者人口、600万人になると予想

サイマウカーン副大統領は、高齢化が急速に進むミャンマーで、「2015年には人口の1割(600万人)になると予想している」と語った。
また「高齢者が増えることで、今後向かう社会の姿、経済的問題に対応するため、準備をする必要性がある」としている。
さらに同副大統領は「十数年前の出生率が高かったおかげで、現在は人材の豊富な時代になっている。労働人材は国内で必要な人数より2倍多く、今後は若者に教育、専門的トレーニング、雇用の機会を作れば、社会的な能力向上につながる」とコメントした。
なお、現在の出生率は下がっており、平均寿命が高くなっている。高齢者が増えていることで、高齢者を大切にするミャンマー文化を守ること、高齢者の大切さを理解すること、を国内で保持しなければならない。
2011年の調査上、60歳以上は523万人。老人ホームや在宅介護のサービスを利用できているのは3,000人ほど。