農業保険をミャンマーに作るため東京海上日動火災保険が技術支援

『ELEVEN』紙によると、「ミャンマーに農業保険システムを作るため、東京海上日動火災保険と日本政府が技術的支援を行っていく」と6月17日にヤンゴン市で行われた農業保険セミナーから明らかになった。
「ミャンマーに農業保険を確立するため、基本的な事態の研究や、統計情報を調べるための施設は必要になる。また農家にとっても、簡単に参加できるシステムが必要であり、政府の支援も必要だ」と東京海上日動火災保険の担当者が語った。
「ミャンマーにとって農業保険は不可欠だろう。しかし、この保険システムができるまでには時間が必要。民間保険企業もできたばかりで、安定させる必要がある。その安定が継続され次第、協同して動く。他国で行っている農業保険をミャンマーの状況、天候に応じて行わなければと思う」とミャンマー保険部門の常務が語った。
日本政府からの具体的な支援についての質問では「ミャンマーにあるさまざまな保険の中から、ミャンマー政府がどういった保険を行いたいによって、日本政府からの支援の仕方は異なる。農業保険の確立というのは時間を要すが、ミャンマー政府と日本政府、東京海上日動火災保険、ミャンマー保険部門の責任者と協力し行っていく」と在ミャンマー日本国大使館の担当者は答えた。