日本中古車10台に8台、メーター表示を不正売買

ミャンマー国内で販売する8割の日本中古車が「走行距離の多い日本車に対し、コンピューターシステムを使い距離のメーター表示を改ざん、偽装して販売している」と中古車購入者と車ショールームのオーナーが語っている。
走行距離の多い車は日本で安く購入できる。ほぼ未使用の車と比較すると、価格は200万ks~700万ksまで差がある。
「一般的な新車や中古車と比べて販売する場合、走行距離の偽装した車を安く売る。買い手は安いことしかわからないから、市場はいい加減だよ」とオーナーは嘆く。
車のメーター表示は、コンピューターシステムで偽装できる。費用は15,000ks~30,000ks、「メーターはゼロまで下げることが可能」と経験者は説明する。
「この状況はよくない。なんでも不正は改めるべき、これは国民の問題だ」と1人のオーナーは語る。
上記の調査を行いたい場合は、インターネットサイト「www.jpcenter.ru」に「statistics」というページが存在する。
だが、そこで調べるには登録料を支払わなければならない。
調査期間は購入後3カ月。一般のミャンマー国民は気軽に調査を利用できないため今後、ミャンマー車の生産業者と業者のオーナー会が「調査サービス」提供を調整するという。[The VOICE]