ミャンマーのバングラデシュ向け水産物輸出が大幅減

【経済】 2023407

 ミャンマー西部ラカイン州のマウンドー国境検問所を経由したバングラデシュ向けの水産物輸出について、3月は200トンに留まり2月以前と比較して5分の1の規模と大幅に減少したことが明らかになった。

 バングラデシュでは、国有銀行のSonali BankとAB Bankが米ドルの引き出しを停止しており、4月以降の取り引きはさらに減少する可能性が高いという。

 両銀行はミャンマー中央銀行(CBM)と提携し、輸出額の65%をCBMが設定した為替レート(1米ドル=2,100Ks)で米ドルを強制的に両替していた。このため、輸出を手控えた業者も多かったとみられる。

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