シュエゴンダインで起きた衝撃の事件 催涙弾が住居に被弾

シュエゴンダインで起きた衝撃の事件
催涙弾が住居に被弾
機動隊の様子を動画撮影をしていた新町さんに起こったまさかの体験。
催涙弾の被害とは? 被弾したときの状況とは?
 2月28日、軍隊と警察が放った催涙弾が日本人住居に被弾。ヤンゴンの日系社会に大きな衝撃が走った。場所はバハン地区のシュエゴンダイン交差点近くのアパート。ヤンゴン在住者にはおなじみの交差点であり、まさか日本人の住居に催涙弾が撃ち込まれると思っていた人は皆無だったに違いない。しかし、現実に起きてしまった。

 この事件を経験したのは、長年ミャンマーでエンタメ事業に携わる新町さん。クーデター以降、シュエゴンダイン交差点ではデモ活動が行われていたものの、当初の二大拠点であるスーレーパゴダ付近やレーダン周辺と比べるとはるかにその規模は小さく、ターゲットになるとはおよそ考えられなかった。「僕もそう思っていました。しかし、状況は変わったんです」。

▲ミャンマーのエンタメを盛り上げるべく、新町さんは「ミャンマーにほん」というFBグループも運営している

 遡ればその兆しはあった。2月23日、シュエゴンダイン交差点から入るダマゼディ通りが機動隊によって封鎖される。それはあくまでもデモ隊を威嚇するためではなく、シンガポール大使館前でのデモ活動をさせないのが目的。

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