ヤンゴンは今どうなっているのか ヤンゴン定点観測アーカイブ(2022年4月)

ヤンゴンは今どうなっているのか ヤンゴン定点観測アーカイブ

ヤンゴンは今どうなっているのか。最新画像とともに、主要スポットの現在をお伝えする。
(特記以外、2022年4月8日撮影)


ミャンマー新年の「水かけ祭り」(ティンジャン)の連休を目前に控えた街は、ここ数か月の撮影の中で最も人出が多かった。相変わらずエリアによっては警備が厳しく、レーダン交差点周辺での撮影は今月も出来なかった。

サクラタワー前

サクラタワーの入口への乗降はほとんどなく、渋滞も見られない。反対側の五つ星ホテル「スーレー シャングリ・ラヤンゴン」は基本的にクローズしているが、時折カフェやレストランでの結婚式が行われているという。

スーレーパゴダ付近

燃料価格高騰のためか、これまでよりもバスの台数が減っている。一方、停電により発電機はフル稼働しており、排気ガスと熱気はものすごく…。そんな中、周辺の飲食店で食事をする人も見られた。

ボージョー アウン サン マーケット

施設自体は再開したものの、ほとんどの店舗はクローズしていた。水かけ祭りの連休前ということもあり、Junction City の買い物客は多かったようだ。

ボヤニュン通り

通行人はそれほど多くないが、多くの店舗は通常通り営業しており、喫茶店で飲食する人の姿も多く見られた。

ヨーミンジー通り

道端の店舗はほとんどがクローズしており、静かだった。デリバリーサービスの自転車の姿もチラホラ。

ガソリンスタンド

ヤンゴン市内のガソリンスタンドは、停電中も発電機を稼働させて営業を続けている。4月に入り上昇傾向だった価格も、この日は少し下がったようだ。しかし、この時は大行列が発生することは予想だにしなかった。

ミャンマープラザ

タクシープールに車はあるものの、人の姿は見られず、納入トラック以外の動きはあまり無いようだ。隣接するセドナホテルも先月と変わらず静まりかえっていた。

<編集部が選ぶ過去の一枚>

平和だったころのティンジャン
(2019年4月撮影)

新型コロナウイルスも無く、文字通り平和だった。いつの日か、この頃のように戻ることを祈らずにはいられない。